私は精神疾患(病名は2つ)に診断されて今年で18年目になります。
世の中の綺麗な言葉の中には
「苦しんだ数だけ成長できる」
「自分と同じ苦しみをわかってあげることができる」
「病気を克服したらより良い未来が待ってる」
とこのようなセリフが流れてきますが病気になって本当に良かったのでしょうか?
結論としては
【優しくなれる】【人の気持ちを理解できるようになる】【より良い自分に成長できる】
といったことは 本当 ですが、それはあくまで【結果論】でしかありませんでした。
どういうことかというとまず自分が精神疾患になった原因があるわけです。
そしてそれは、親の躾(ネグレクト)などによるメンタル系になりやすい環境や要素が重なり、精神の限界を超えて発症した
ということになります。
では世の中の素晴らしい人や誠実で優しい人はみんな精神疾患になったのでしょうか?
答えはもちろん全ての人がなっているわけではなく、落ち込んだりはしてもメンタル系にならずに素晴らしい人になり社会で活躍し好かれている人の方が多いと思います。
結局の所は親子関係や環境のせいでメンタル疾患の地点までなりやすい個体(人)が割合として存在し
時代の流れや外的要因で「精神疾患」になる人が必ずいるということです。
私はロールプレイングゲームも好きなのですがドラクエでいえば呪いのアイテムを装備してしまったばかりに呪われ、教会や仲間に呪いを解いてもらわないと一生呪われたまま
といった感じに近いと思います。
では精神疾患になって良かったかというと、私の場合は精神疾患になったことでこのままでは何もかも終わるという追い詰められた状況が努力や経験への原動力になり
結果として最初にいった【より良い自分になれた】という所までこれたということになります。
精神疾患にならなければならずに人生を楽しめ成長できる方が99%良いと思います。
しかし、心の弱さや向いては行けない方向に進んでしまった結果、メンタル疾患になってしまった方は
必要な遠回り
をして現在苦しんでいると考えてはどうでしょうか?
人が幸せを感じるにはその時々による現実を心で己の感情で「味わう」必要があります。
しかし、女性に多いかもしれませんがメンタル系になってしまい、感情が塞ぎ込み何も感じない状態、殆ど全てがブロックされた状態では味わうまで自分を回復させる必要があるんです。
そしてこの塞ぎ込んだ状態こそが地獄の状態ですから、社会や周りの厳しい言葉こそシャットダウンして(しかもこういう時だけネガティブや言葉は染み込んでくる)回復する自分に甘くする、人はいい加減でも良いと自分も周りも伝えて休み少しでもしたいことをし続けることが大切だと思います。
コメント